楽しくなければ釣りじゃない！
　ご存知王様・村田基と愉快な仲間達ファンクラブの仲間達が、静岡県の浜名湖フィッシングリゾート に現れた！当日は一般のお客さんも釣りを楽しんでいたが、突然の村田基の登場に「ギョッ！」としていた人もいたよ。　村田基直伝のトラウトフィッシングの極意に始まり、実釣での大フィーバー。 　そしてなんと村田基と一緒にウナギ屋さんに突撃してお昼ご飯も美味しくいただいちゃいました。さらには、発表直後のコンクエストDCの遠投までも披露！大スクープの映像も見せちゃいます！
果たしてどうなってしまうのか？　いつものように村田基と釣れない君のドタバタが見ものです…
最後に記念撮影。途中で帰っちゃった人ごめんなさい。→

【報告者：釣れない君】
　やっほー。みんな楽しくフィッシングにハマってる？　バスのオフシーズンには、なんといっても管釣りのトラウトが楽しいやねー！ 　ってなことで、我々村田基ファンクラブの会員は、ハジメさんにトラウトフィッシングの極意を伝授していただくべく、静岡県の浜名湖フィッシングリゾートに集結したのでした…

　ここで浜名湖フィッシングリゾートの特徴を説明しておきたいと思います。
浜名湖フィッシングリゾートは、1号池から3号池まであって、それぞれに特徴が違うんです。

まずは1号池…
この池は25cmアベレージといった小型のトラウトが非常に多く入っています。　そのため、数釣りにはもってこいで、ある程度上手い方なら、状況が良い日に100匹以上の釣果を上げることができるそうです。
そして2号池…
この池には、トラウトのほか、「ラージマウスバス」、「シーバス」、「ライギョ」、「ナマズ」などといった様々な魚が入っております。 実際に会員の方がバスを釣ったときにはみんなの目が変わったようで、気合を入れた何人かがバス狙いに変えるという事態にもなりましたが、結局この日に釣れたバスは後にも先にも1匹 のみでした。　2号池の面積は3つの中で一番狭く、また、当日の水色は濁りが入っていました。
最後に3号池…
3号池は、「ヤシオマス」や「イトウ」などといった大型魚も入っているので、数釣りに飽きたら大型魚狙いで楽しめます。ボクの個人的見解なのですが、3号の中央に島があり、そのカケアガリ付近や ひとつだけ入っている水車の流れに魚が付いているみたいです。

　ほかのみなさんはというと、人によっては最初の30分で17匹なんて人も。
でも、常連さん曰く、「全体的に見るとやはり魚が怯えてしまって口を使わないようになっている。」とのことでした。　後に浜名湖フィッシングリゾートの人がエサを 撒きながら、ポツッと一言。。。
「うーん、怯えてますねー。エサを撒くと水面にもっとガバガバっと出るのが普通なんですけどねー。」だって。
やっぱり「村田基ファンクラブの連中が来た！」って警戒しちゃったのかな？
（人が多いだけだったりもする。。）

　トラウトの場合はルアーチェンジと場所移動が数釣りの決め手ですよね！　一箇所で同じルアー（カラー）をずーっと投げていたんじゃ、なかなかアタリがありません。　この日は結構シビアだったので、1〜2バイトに一回くらいの割合でカラーチェンジをするとポツポツとアタリがありました。 ただしヒットカラーは3色くらいかな？ボクの場合は、カラシ、ゴールド、薄ピンクのローテーションで、その組み合わせの間にたまーに（ボクの気が向いたら程度）バケツブルーとかブラックとかを投げるようなかんじでした。

左から…仕切る二人。　ヨダレが垂れる二人。　無心で食べる一人。（誰？）

もの凄く気になったので、拡大してみた。
拡大写真を見たい方はコチラ。　汗;アセ;…がははははっはっは。。。
さすがは我等のWLC会員である！エライ。つか、何？　そして誰？……
まぁ、なんでも自己主張をするということは良いことである。

コンクエストDC＆アンタレスAR

パーミングカップ側から見たコンクエストDC ブラックボックス内部と発電コイルなどが見える。 表1・あくまでもイメージだがブレーキシステムによる回転の違いがわかる。

さ、さてと。。。 鰻屋さんを出た我々は、もちろん午後の釣りへと再び戻ったのですが、実はこの日、雑誌『ルアーマガジン』の取材を行う予定が入っていたのです。 取材内容は、もちろん、シマノのあのリール！ なんとファンクラブ会員だけ特別に実際に遠投するところを見学できることになっていたんです！ ちろん、コンクエストDCやアンタレスARの実投シーンを見られるなんて、世界初！　駐車場を使用して遠投準備完了です！　そしてまさかの遠投セミナーまで開催！　さらにさらに、コンクエストDCのブラックボックス内部まで公開していただきました！ みんな、来て良かったねー。 【コンクエストDCの性能を釣れない君が簡単に解説】 カルカッタ・コンクエストDC。　DCとは、夢のブレーキシステム=デジタルコントロール(Digital Control)ブレーキの略です。 　今までの遠心力ブレーキやマグネットブレーキでは、スプールが回転すると同時（マグネットブレーキの場合は回転する以前）にブレーキが作用するため、スプールの最高回転値が低くなってしまいました。（表1参照）　そこで、デジタルコントロールシステムを使用して、1/1000秒単位でブレーキのオン、オフをコントロール。 バックラッシュを最大限に防ぎ、かつ、スプールの最高回転値を高めることに成功しました。 【参　考】 マグネットブレーキの特性： スプールが回転する前から既に磁石によるブレーキが作用している。このため、バックラッシュしにくいが、スプールの回転をはなから押さえつけてしまう。どちらかというと初心者やキャスティングの基本フォームが できていない人、またはピッチングなどのショートキャストに向いている観がある。 遠心力ブレーキの特性： 文字通り遠心力によってブレーキブロックがブレーキシューに当たる仕組み。この場合、回転が上がれば上がるほどより 強い力でブレーキがかかるため、理想とされてきた。シマノSVSシステムは、6個のブレーキブロックを自由にオンオフできる可変型だ。

　デジタルならではの電子回路へのプログラミングは、一人一人のキャスティングの特徴に併せたパターンを設定可能だが、実際にはオーバーヘッド、スキッピングなど、状況にあわせた基本的 設定が8通り用意されるに留まっている。（将来個人個人に適用するオプションへと発展するかは未定）

スプールの回転は、リリースした時点からおよそ7/1000秒で最高値に達する。
従来までの遠心力ブレーキを使用した場合、7/1000秒後のスプールの最高回転数は20,000回転/分。
デジタルコントロールを使用することによって、それを30,000回転/分にまで引き上げることができる。
最高回転値を得た後、そのまま放置しているとバックラッシュが起きるが、1/1000秒単位でのブレーキ設定によって、最適なタイミングでブレーキを掛けることができるのだ。
（スプールの最高回転時、スプールが1回転するのに要する時間=3/1000秒。　理論的にはデジタルコントロールで、1回転あたり3回のブレーキタイミングを持つ。）
　これによって、今までは本当の意味で困難だった、「飛距離」と「使いやすさ=バックラッシュし難さ」を両立することに成功した。

　デジタルである以上、電源が必要となるが、スプールの回転時に発電コイルから供給することにより、バッテリーは搭載していない。このためバッテリー切れの心配もないのだ。
また、防水に至っては、シールドを装着。これによって、海水での使用も可能となっている。

　シマノのカタログに記載されている、村田基の実投テスト時には、ロッド：シャウラ1605R　ライン：ナイロン8ポンド　リーダー：ナイロン16ポンド　ラバーシンカー：18gを使用したシングルハンドキャストで、驚異の88.7mを記録。そして10投の平均で82.18mという信じられない値を出している。
【注：記載されている内容は釣れない君が噛み砕いて解説しているものです。数値等はシマノの発表をご参考ください。】

　また、今回始めて知ったのですが、キャスティングの公式大会なんかに使われるロッドは、ガイドが3つとか4つしか着いていないんだって。　その理由は、キャスト時にラインが引き出される際、ラインがガイドに触れて抵抗が生じるため、必要最低限のガイドしか着けていないんだって。もちろんリールもベアリングやなんかを変更して いるんだろうけど、そこまでやって出した記録よりも、ハジメさんがノーマルのタックル（ロッドもリールも）を使用して出した記録のほうが飛んでいるってどういうこと!? やっぱり村田基って凄い人なんだな〜って、改めて実感いたしました。

　受け付け小屋の中で誰が帰るともなくみんなでワイワイオシャベリしていると、あることに気が付く女性参加者。　そうなんです。今年のWLCスタッフジャケットがとってもカワイく仕上がっているんですー。
『コレ、かわいーっ！』そう言うが早いか、釣れない君のジャケットを奪う仮名：Kちゃん。
思わず激写するスタッフがう。
もちろん釣れない君はアセリまくっていたのですが、最後には取り戻せたみたいです（笑

このほかにも、WLCスタッフの車には、WLCカッティングステッカー（テスト中）が貼ってあったり。
鋭い会員からは質問が飛び出しましたが、今のところこの二つのアイテムの発売は未定です。